犬がそこらじゅうにいることと、宿泊先では(ほぼ)蛇口からシャワーを浴びていること以外は、すっかりイースター島での生活がむしろ好きになってしまっている私たち。
昨日はイースター島を1日かけてぐるりまわるツアーに参加してホクホクでした。さあ、本日はイースター島4日目、お昼くらいにゆっくりスタートします。
犬の代わりに飼い馬がのんびり草を食べています。
洞穴(おそらく、戦争などの間に避難してきた人が隠れるための)もあります。
モアイにとまる鳥アゲイン。A氏は、この大きさが少し怖いと言っていましたが、私にとってはここのモアイは一体だけどーんと立っていることもあるのか、鎌倉の大仏を思い出してとってもあたたかい気持ちになりました。お見守りくださりありがとうございます。。
手前にある3つのブロックは、おそらく後から付け加えられたものっぽい。
後ろには港があり、漁師さんらしき人やカヌーや直接海に入ってに乗ってはしゃぐ観光客がいました。
写真ではおさめられなかったのですが、LANの飛行機が低空で飛んできました。そりゃそうだ、飛行場はすぐそばにあるもの。
しばらくのんびりしていると、雲行きが怪しくなってきて雨がパラパラ。近くの木陰でしばし休憩し、少し弱くなってきたところで海岸沿いのApinaという道を通って村の中心に向かいます。
Apina沿いには、眺めも良いポッシュなレストランや宿もありました。バックパッカーに人気のキャンピング ミヒノア(Camping Mihinoa)もここにありました。日本からの良いお値段のツアー客の皆さんはこの辺に宿泊されているのかと予想します。
13時頃、村の中心にあるInformation Centerに向かいます。というのも、昨日のツアーのお昼に宣伝していたラパヌイのダンスショーをやっぱり見てみたい、けど場所がわからない。。というので聞きに行ってみようかと。村自体規模がかなり小さいのですぐに見つかるはずですが、サインがでかでかとあるわけではないので、一度通り過ぎましたがすぐに見つかりました。
Information Centerのお姉さんはとっても親切で、ショーのことを伝えると「もしよかったら電話して予約してあげるよ。いつが良い?」と言ってくださり、ご好意に甘えて、予約していただきました。スペイン語が話せないと予約自体も厳しいので助かりました。
ダンスショーは、村でも幾つかサインが出ているので好きなところから予約をすると良いと思いますが、私たちが予約した「Te Ra'ai」は、送迎が無料なのです。
実際ショーが行われる場所は、村の中心からすこーし離れたところにあるということ、また私たちが宿泊しているところも村の中心から離れているので、夜は少し(主に犬が)怖い。なので送迎無料はかなり魅力的。ということで、2日後の夜に予約していただきました。
料金は一人50,000ペソ。夜ごはん込みですので、かなりお得かと。ドル払いでも可能とのことですが、割高になるそうです。現地発のツアーを記載しているVELTRAにも載っていましたが、やはり直接予約するのが一番安いようです。
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■Te Ra'ai
Web: http://www.teraai.com/en/
Address: Kaituoe Isla de Pascua Casilla 42
Tel: (056) 0322551460
Email: reservas@teraai.com
料金:50,000ペソ *当日支払い
・「Takona」という伝統的なフェイスペイントwithライブミュージック
・スナックとウェルカムドリンク
・「Umu Pae」という土の中で伝統的な調理を見せてもらえる
・「Umu Pae」をビュッフェ形式で食べる
・ダンス
・送迎無料
・開催曜日:月,水,金
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その後、ブーンと自転車で「イースター島博物館 | Museo Antropologico P. Sebastian Englert」に移動します。私たちは自転車で山をえっちらおっちら登ったり下ったりして向かったたのですが、ハンガロアから歩いて行くと少し距離があるんじゃないのかと思います。タハイ遺跡の近くにあります。
■イースター島博物館 | Museo Antropologico P. Sebastian Englert
Web: http://www.museorapanui.clAddress: Tahai s/n, Isla de Pascua - Chile.
Tel (56) (32) 2551020
E-mail: mapse@mapse.cl
Tuesday to Friday: 09:30 to 17:30 hours.
Saturday, Sunday and holidays: 9:30 to 12:30 hours
・入場料:無料
・写真撮影:可能(フラッシュはNG)
イースター島博物館を外から見たところ。モアイが一体外に立っています。そして犬も2匹ほどおりました。
エントランスでは、イースター島の特集(BBC)や、ローカル局の特集が流れていました。BBCの特集はやっぱりすごいなあ。このDVDほしい。博物館のショップにあたったら、という薄い期待がありましたが、そもそもミュージアムショップ的なものはここにはありませんでした。
ちなみにここで、あれ、これってもしかしてInformation Centerのお姉さんでは、、という人がいたのですがまさかね。。
研修に出るまでに主にネットでリサーチをしていましたが、日本語ではあまりたくさんの情報を得ることができませんしたので、ここでの情報はとても貴重です。
島全体で10体しか見つかっていないという大変珍しい女性のモアイ。そのうち4体は昨日行ったラノ・ララクで見つかっています。女性のモアイは、少し赤みがかった石で作られているようです。
1956年にノルウェー人考古学者がアナケナでこのモアイを見つけて、「Kon-Tiki Museum」に展示するために持ち帰った。約30年後の1988年、Kon-Tiki Museumのメンバーがアナケナにて調査をした際、頭を見つけた。ラパヌイ(イースター島)のコミッティーはノルウェーの調査隊長にこのモアイを戻してほしいと要請したところ、要請が通り、今イースター島博物館で見れるようです。
モアイを中心とした建築物についての説明です。昨日のガイドで聞き逃してしまった箇所をもう一度確認できるし、イラストがあってわかりやすい。
1978年にアフナウナウでみつかった「モアイの眼」。モアイ倒しで眼は全て壊されて見つかっていなかったため、これが発見された時は、みんな「え!」だったようです。白目は珊瑚礁、黒目は赤い凝灰岩だそうです。
ゆっくり特集を見たり、記録したりして16:30頃に博物館を出ました。博物館よりさらに北上すると、景色はよいのですが道が舗装されていなくこれ以上いけないというところで引き返し、村の中心で水・クッキー(甘いもの初めて買った)・Mahinaというイースター島の地ビールを購入し帰宅。
あれだけ恐怖を覚えていた宿泊先のバンガローも、4日目ともなるとほっと落ち着く居住場所になってきました。
ただし、日が落ちると犬が一斉に吠え出すのでそれは慣れませんが。
だって、この庭が集会所になって5,6匹たむろしてるんだもん。目の前に見える心地よさそうなテーブルも結局使用出来ず。
18:00には本日の夕食クッキングスタート。サンティアゴから持ってきたツナパスタと野菜スープ(わかめたっぷり)、赤ワインで乾杯。
その後不満の残るシャワーで1日の疲れを流します。こんなちょろちょろでも浴び終わると「ふ〜」っとなるのが不思議。
イースター島の生活にも慣れてきたので、この日は、帰宅後撮影をしてみました。だって、この研修後展示が控えていますし、、徐々に試しながら進めていければなと。また充実の1日でした。
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